[コメント] ブロンコ・ビリー(1980/米)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
いやいや、これは間違いなくクリント・イーストウッドの映画。
彼は尊敬する先達に対して心からの敬意を払いつつも、間違ってもそれを完全コピーするような男ではない。むしろそれを土台にしながら、あくまでも彼にしか撮れない「自分の」映画を作る。それが観ている側にとっては何とも心強く、たとえこれからのちにどんなことがあったとしても、映画監督としての彼に声援を送り続けたいと思ってしまうのもそのためだ。
例えば冒頭、歌とともに田園風景が流れゆき、やがて劇団のテントが映し出されていくあのタイトルバックを観ているだけでもこの映画がいかに楽しいものかをはかり知ることが出来てワクワクしてしまう。そして繰り広げられる中西部の旅、早撃ちガンプレイ、殴り合いの喧嘩、仲間との友情、笑い、そして愛…。
こんな心躍る楽しい映画が観られて最高に幸せだ。万歳!万歳!
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