[コメント] 天使のくれた時間(2000/米)
自分は良い映画に間違いないとは思う…だけど心の片隅でどうも釈然としない気持ちも。仮想現実が物語る人生観は確実に伝わってきたけどね。現実と交錯する様が何だか怖い…。やはり、その時その時を懸命に生きないと解らん!
いや、この脚本が痛烈に放つメッセージは大方理解できる!理解できるけど、それに賛成したり反対することは出来ん!そりゃ、あの余韻を持たせながら終わるシーンでは鑑賞者が必死になって、または切なさを抱きながら考えさせられる。だけど…、あんな酷な(俺にはそう感じた)ものを見せられた後ときたら、やっぱり答えは出ないかもしれない。相当時間かかる。…いや、永久に無理かもしれん。そういう意図も含まれる映画ということも間違い無いのだろうけどね…ダメだ、俺には…。
それで唯一感じたことは、その時その時を懸命に生きること。それが大切だーってな。運命は変えられるようで変えられない。変えられないようで変えられる。(それさえ解らん次第です)
これは一種のコメディかもしれないけれど笑い飛ばせない理由には、やはりドラマ要素先行の映画そのものの作りが影響してるかな。ただ仮想現実のギャップを楽しむ映画にしてはなかなか面白い。OPの社長シーンをもっと強烈にしてくれたら、仮想現実での対比がもっともっと笑えたのかもしれない…とは思ったけど、それでは監督の意図すること(メッセージ)と違うのかも。
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