ウィリアム・Ｈ・メイシーといえばダメなカンジが漂っている。まぁそこがなかなかいい味を出している源なんだが。そのダメオヤジが家族のために捨て身でアタックしていく様を見ると気持ちいい。

　スピルバーグならば父親に対してあんまりいい描き方をしないからこんな捨て身のアクションシーンはないだろう。そこをジョー・ジョンストンならではの技を持って描いているところに感動したわけです。

　それにしても巧いなぁ。携帯電話とかローラ・ダーンによる布石とか。あと恐竜笛とか。