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[コメント] 大誘拐 Rainbow Kids(1991/日)

岡本喜八は映像よりテンポ重視の人だとは思うが、これはいくらなんでも画面が弱すぎ。その時点でもう、観るほうのテンションはガクッと下がる。音楽も違和感ありまくりだ。
太陽と戦慄

主要キャラクターの滑稽な描かれ方や全編にわたる緊迫感のなさが、シチュエーションの深刻さとのギャップを狙ったものであるのは分かるが、あまりにもあからさますぎて笑えない。強いて言えば、樹木希林がちょっと面白かったぐらいか・・・。全体的に陳腐なコメディ演出で白けてしまった。

ラストの落とし方にも全く面白味が感じられないし、岡本喜八としては明らかな駄作でしょう。どうでもいいが、エンディングの主題歌もダサすぎる。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)寒山拾得[*] けにろん[*]

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