結局は誰もが自分の生きたいように生きたということ。その中で、ひとりの男は服毒し、性転換までして愛されようとした男（女）は、少し立て付けの悪くなった窓を押し上げる力もなくしてしまったことに絶望する。このラストはいかにも、という感じなんだけど、上手いと思う。

押さえた演出（突然踊りだしたりもするけど）に見せて、とても大胆だという印象。そして、ベルナール・ジロドーがベッドでうつぶせになって（全裸）いるシーンで爆笑。