[コメント] ムーラン・ルージュ(2001/豪=米)
この監督にしか描けない独特の視点で、ムーランルージュをこんなふうに魅せてくれてありがとうと言いたい。いやあ〜、笑いました〜!
**ネタバレ注意**
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いやあ、笑いました。1回目よりも2回目、2回目よりも3回目、見れば見るほど笑えます。なんであんなに熱唱しちゃってんの。そこそこの上手さが笑いを誘います。あれが心に響くような上級の歌声じゃなくてホントよかった……。
あ、でも、ユアンとニコールがあそこまでやってくれる人だったとは思わなかったんで、嬉しかったなぁ。特にニコール・キットマン。ちょっと無理あるなぁと思えた場面もないわけじゃないけど、コミカルな演技もいけてました。
バズ・ラーマン監督については、ムーランルージュをこんなふうに魅せてくれてありがとうと言いたい。この監督にしか描けない独特の視点で、ムーランルージュの盛り上がりをみせてくれた。時代映画じゃないんだから再現なんてしなくていいのよ。ド派手でハチャメチャな狂喜乱舞ぶり。そして型にはまった恋愛物語を鼻で笑うかのような、一昔前のディズニー実写版か?と目を疑ほどの安っぽいCG合成(メリーポピンズ風?)。よいわ〜楽しいわ〜。
ストーリーについては、あえて何もいうこともないが、お約束の展開に最後の最後まで安心して見ることがでたといったところ。なんて偉そうなこと書いておきながら、不覚にもニコールキットマンのセリフ「寒い、寒い、抱いて…」のところで涙してしまった筆者でありますが……。
ハッピーエンドじゃなかったけど、なぜかハッピーな気持ちになったので5点。
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