[コメント] リリイ・シュシュのすべて(2001/日)
「LOVE LETTER]の時代が10年経つと、、。14歳と思うから「?」だけど、私達の時代の17歳ぐらいと思うと、さもありなむ。それにしても今の子はひたすら傷をつけたがるのですなあ。時代が悪すぎるのでしょうか。ちなみに息子がちょうど14歳です。
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映画を見終った人むけのレビューです。
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心の拠り所がネットというのは分かります。それにしても、心は全く同色の人間が一番忌み嫌う「友人(やはり友人なんです。)」だったとは。これが、人生の機微なんでしょう。割となさそうで良くあるハナシ。それにしても、救いがないですねえ。これじゃあ。主人公は暗黒の人生をこれから死ぬまで続けなければならない。「LOVE LETTER]の裏ヴァージョンですね。いいんでしょうか。 ラストの「許す(殺さない)」「許さない(殺す)」で全然変わった映画になってしまいますね。私たちへのカタルシスは後者ですっきりするんですが、その分主人公がすべて負わなければならない。それにしても岩井の実力を見せた秀作ですね。ひょっとしたら、NO1かも。
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