[コメント] スパイ・ゲーム(2001/英=米)
ロバート・レッドフォードを100%引き立て、古き良き時代にオマージュを捧げた秀作。「コンドル2」ともいえる?
**ネタバレ注意**
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嬉しくて、思わずヒザを叩いてしまった。私の大好きな、60年代B級スパイ映画の香り。「殺しのダンディー」「国際諜報局」「鏡の国の戦争」「パーマーの危機脱出」・・・。国家のためにチェスのコマのように捨てられていくスパイの世界。非情な男の世界。ロバート・レッドフォードのかつての「コンドル」を思い出す。この中の彼はCIAの情報部員。今度もまたCIAだが、引退を明日に控えている。往年のスパイ映画に捧げられた熱いオマージュだ。思えば、トニー・スコット監督の「エネミー・オブ・アメリカ」は、「カンバセーション・・・盗聴」のジーン・ハックマンに捧げられていた。アメリカ映画は古いものが好き。「スパイ・ゲーム」は新作映画だが、まさに60年代エスピオナージの嬉しい再現だ。
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