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[コメント] 贅沢な骨(2001/日)

女同士の安定、男いらずの完結世界。 女の性欲対象というより、女の呪縛解き機能としての男。 豊かな時代の慢性不安。思わせぶりな心憎い映画技法。
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







私って○○なのぉ。トラウマ。固定観念。思い込み。

静かな女性がユニークな男性を見つけたときのくすくす笑いの共有。

自己否定から自己肯定。不感症だった自分が感じた、という自己発見。 あきらめて生きていた自分が感じたショック。変身願望。

ジャージ→ワンピース。引っ込み思案は治らなかった。

ショック療法による自己変革。男の荒々しさ。

ミヤコ、サキコも呪縛から抜け出してほしい。ジェラシーの芽生え。

ミヤコ、治ったわけではなかった。あれ?死んじゃった。

小道具や出来事をあちこちまぶしておいて何かを予感させ、 あとで生かす。屋上影ふみ(トントントンで、あ、この先あぶない)、 ミキサー中に金魚(なんか見たくないことが起きそう・・・) 、冒頭の火葬場の骨、音楽、禁煙マーク。

新谷さん。住所、年齢、職業、不問。無機質な男の機能のみ。

「新谷〜にさ〜ん!」「ハイ!」右手挙げの特徴演出。

(評価:★3)

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