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[コメント] オーシャンズ11(2001/米)

「そ、そうか・・・!」と言っときながら、ウキウキ顔でこの映画に魅了されている自分がいた・・。巧みなミステリー小説を読んでいるような感覚。豪華キャストが、全員裏切ることなく好演していたといっても良い。傑作に近い良作!(笑)
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







まず始めに、ジュリア・ロバーツ(テス)の必要性は自分もイマイチよくわからなかった。オーシャンの前妻ということで、彼は「金と愛する人」という選択を強いられた。この点は、もしかするとオマケのようなものなのかもしれない。(というかオマケ?)まぁでも、大スターなジュリアを起用したのだから豪華なオマケといっても良い。しかし、少々中途半端な描き方が「イマイチ」という印象を与えてしまったのだろう。でも自分は、テスを取り巻く展開はこの映画を十分盛り上げていたのだろうと思う。そして何よりも、「金と愛する人」を両方得るまでの最終的な辻褄の合わせ方は見事だなと感じた。(だから少し安心したんです。ジュリアの必要性に。)細かく言えば、バーでオーシャンとテスが2回目の再会を果たしたとき、オーシャンがテスのポケットに携帯電話を忍び込ませましたよね。そこからの展開です。オーシャンが「俺が抜けるわけ無いだろ」とライナスに合流。仕事をすませ、テスがTVを通じてオーシャンを見ることになるまでの展開のことです。このニクい演出?は映画ならではの魅力といった感じで感心。私的ですが、脚本はお見事だと思いましたね。

他、豪華キャストは全体的な印象として、とても気分が良くなるような演技(活躍)をしてくれたのが良かった。観終えて爽快だったのも、この映画に5点を付けた理由。特に、ケイシー・アフレックのキャラクターとマット・デイモンの眼鏡姿(笑)

正直に・・・・この作品は面白いっす。大勢が3点を付けようとも・・・。以上!

(評価:★5)

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