[コメント] 愛すれど心さびしく(1968/米)
中学生の時に『愛すれど心さびしく』や『まごころを君に』を見てショックを受けた。このような何か大事なことを伝えてくれる映画がたくさんあったと思う。今の中高生はそういうチャンスを与えられているのだろうか?
大人になって見る映画。思春期に見る映画。同じ映画でも人生の経験を積む前と後ではその意味はまったく変わってくる。私の場合は、中学時代に見た映画がその後の生き方に何かしらの影響をしていると思う。どの映画が何にとはいえないが、これは確かなことだと思う。正直言って周りの人にどれだけの思いやりを持って接しているのか、信念を貫いて物事を見ているのか自信はないが、ただこういう考えさせる映画を中学の時に見たことはきっとプラスになっているのだと思う。今の映画はどうだろうか。SFXやアクション映画が悪いわけではないが、今の時代にこういう地味だが中身のある映画は目に触れる機会も少なくなったし、見る側も敬遠しているような気がする。学校の勉強とは違う大切な何かを映画は伝えてくれるはずだが、今の時代はそのチャンスを本当に与えられているのだろうか。この映画を見たときのことを思い出し、ふと考えてしまった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。