[コメント] マジェスティック(2001/米)
前半は、映像の美しさに目を瞠りました。演技陣はマーティン・ランドーはじめ熱演です。
ジム・キャリーの存在感は圧倒的。俳優として今が旬。輝いています。
でも、おとぎ話としても、中途半端な感じで、感動がいまひとつでした。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「正義が勝つ映画じゃなくっちゃな」というマーティン・ランドーの言葉に、 全く同感。真実を追究する映画ばかりじゃ、夢が無さ過ぎる。 ローソンで、自分と違う人間の人生を生きるジム・キャリーの存在が、 違和感があって何をしても引き込まれない。 このまま終わるはずがない事を知っているわけだから。
ダラポン監督の描きたい事は、全肯定したい。
本当の自分に戻り、今までの自分と決別する勇気を得た「ピーター」。 お伽噺でしか無いかも知れないけど、こうあって欲しいという「希望」を描いているのだと思うから。 演技陣の笑顔が、ストレートに自分の笑顔に出来なかったのが残念でならない。
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