映画監督であの町でやっぱり映画に惹かれて…ってのはこの映画の主張したいメインではないのだろうけど、この手の映画はどうも個人的に名作が多い印象がある。 てかこの映画が★４で、『ニュー・シネマ・パラダイス』が★５なのは比較すると若干どちらが心に響いたかの違い。向こうは映画と愛を語っているけど、こっちは政治色の強い映画。アメリカに堂々と物申すシーンはやはり迫力があった。 ただ一貫性がちょっと曖昧で、あっちでもこっちでも感動を生むからその辺が惜しいところかな。

しかしコメディーではなくシリアスなドラマ映画にぶち込まれたジム・キャリーでしたが、すごく活きていたと思う。いつものような茶目っ気とユーモアあふれる演技ではなく、信念をもって熱弁して訴えかける彼の演技は十分魅了する演技だったと思う。ホントに素晴らしい俳優ですね。