中学生くらいまででしょう、単純に喜べるのは。もう中盤から不条理極まりない設定だし説明も無いしで、ついて行くのがやっと。冒頭からタイムマシンを創りあげるところまでは、それでも丁寧ではあります。でも８０万年後にトリップしてからが呆然。子供番組の怪人みたいなチープな被り物やセットにめまいを覚えました。脚本に一本貫かれた主軸が無い！人物描写が全く描けていない！！。彼女を蘇らすべくタイムマシン作り上げておいて、ラストは誰でもええんかいっ！と皆で突っ込んでしまった・・。無理やりに言うなら根底に愛というテーマはあるけどそれ言ったら大きすぎるしね。まぁＣＧはともかく映画としての骨格や演出のセンスは皆無な作品。夏のキッズムービーですね。純粋に楽しめない自分が子供の心を無くしたって事なのか？。役者たちも哀れで、憔悴しきったガイ・ピアースは撮りによって疲労度が顔に出てしまってます。ジェレミー・アイアンズは全く本人と解らないメイクで登場．この人何がしたいの？。フィリダ・ロウが無理矢理センチメンタルに話を締めてくれてます。困った映画・・。