[コメント] めぐりあう時間たち(2002/米)
これは力のある映画だ。作劇と女優陣の独創性に支えられている印象は免れないが、しかしこれだけの演技を引き出した監督を誉めるべきだろう。何と言ってもジュリアン・ムーアの複雑性の表現は評価すべきだ。三つの時代の交錯の中でちょっとした共通する演出を見せる部分なんかもやや作為的ではあるが、デジャビュのようで実にスリリングだ。
(ゑぎ)
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