[コメント] ゴースト・オブ・マーズ(2001/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
8月のクラクラする暑い日の事、小劇場=ミニシアターへ
足を踏み入れた私は、「う!?」といきなりビビってしまいました。
狭い(広いとは言えない)映画館の中、男の人ばかり!
皆、食い入るように映画のチラシに目をやり、手に取っております。
そんな中、「ゴーストオブマーズ」上演!
オープニングの音にまずドキドキ。ドッキドキ。
まずパムグリアーに目を奪われていると、「あれ!死んじゃった!」
パムグリアーの生首です。ひぃ〜、あ、あっけない・・・・
・・・物語が進んでいくにつれ、私の心の中にある種の不安感が
広がってゆきました。・・・・
こんな狭い小劇場の中、大音響で攻撃的な音楽と共に、自虐的で
残虐なヘビメタゴーストがワラワラ。過激シーンの連続!
うっかり指を落としてしまうシーンには会場から笑い声もあり!
(ブラック&ベタな笑い所も満載)
ああ、でもこんな話をこんな密室で見てる自分ってまるで
異空間にいるみたいだ〜そしてふと、こう思いました。
「・・・一緒にこの密室で映画を見ている人の中に、
もしかしたらナイフとか持っている人がいたら、どうしよう!
この話で勢いづいて振り回したりするかもしれない!」
ホラー映画を見ていても、未だこんな事は思いもしなかったのに
こんな不安感は何!?という心境に。
そんな事は実際なかった訳ですが、(あったら困ります)
いかにもホラー好き、ヘビメタ好き、過激好きそうな男の人に囲まれて
小劇場で見た、というのも大きく反映しているのでしょうか???
いやいや、この音楽、この映像、このゴースト達が、
そして、ジョン・カーペンターこそが
私にこんな事を思わせたに違いない!と思った次第です。
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