[コメント] 座頭市喧嘩旅(1963/日)
勝新の『用心棒』は、限りなく優しい存在となっていた。
子供らに「めくら、めくら」とはやし立てられても一向に気にせず、むしろ一緒になってはしゃいでしまう優しさ。そのくせ、頼ってくれていると信じたお美都に裏切られたと感じた時は、激しく怒鳴りつけたあと背中で泣いている優しさ…。
ギラギラしたたけしの市を観たあとで、彼を眺めると改めてほっとする自分を感じる。
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