[コメント] スワロウテイル(1996/日)
音楽と部分部分の画に惹かれるものは間違いなくある。ただ、作り物っぽいバラックの向こうに普通の街並みが見えると、バラックがテーマパーク的建造物にしか見えなくなり、がっくりくる。
岩井俊二が、混沌としたものを描くのは無理がある。猥雑さの本当の魅力は、何一つ書ききれていない。ただ、独特の澄んだ映像をうちだすのは、ある程度成功している。題材選びの間違い。
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