オッサンとカメラマンの小賢しいコミカルさにウンザリし、 絵が展覧会の様に時代と共に流れていく様を安直に見せた緩いサマに辟易（どこかで借りてきた様な絵がウゼェ）、 逐一、小うるさいＢＧＭにゲッソリ。

女優は女優で、想い人に恋焦がれるのはイイけど、 ちっとも精神的なタフさも、心の弱さを切り取る様なシーンも見せてくれないのにがっかりする。 （鍵がどうのこうのと、こんな血肉の通っていない状況設定だけじゃ、馬鹿臭い）

トドメに、興醒めは最期のセリフ。

そんな見てればわかる様な、わかりきった様な事をイチイチセリフで言ってもらわなくっても良いよ。

押し付けがましく、こんな自己満足オナニープレイな 「映画を作ってる私が好きなの」みたいなのを見せられても、私はノレない。