[コメント] ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003/米=独)
「うおぉ!ケイト・ウィンスレットが美しい!」が、最初の感想。最後の感想は・・・。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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最後の感想は、どんでん物にありがちな「してやられた感」や、強烈な後味の悪さがほとんど無い、なんだかとても満たされた「至福感」。こんな展開で「至福」を味わってはいけないんだろうが、幕引き役のカーボウイの行動や、はがきの使い方も含めて、映画のすべてがいとおしい。
「あなたはこの結末に納得できますか?」とは、この映画のキャッチフレーズ。納得しちまったぜ、コンチクショー。終わる少し前から、なんとなく「そうでは?」と気づくのも計算のうちなんだろう。
その後・・・、ビッツィーは第三のビデオをどうしただろう。わざわざ個室に閉じこもり、鍵を掛け、たった一人知らされた「真実」。報道の使命として、何より自分の使命として、白日の下に晒すのか。それともゲイルたちの「覚悟」と「命の重さ」を受け継いでゆくのだろうか・・・。
ケイト・ウィンスレットは、がんばってましたね。体型・容姿から感じること以上に、演技でがんばってました。展開上、結局は狂言回しになってしまうのがもったいないけど、彼女が受けとった「真実」は、彼女の演技があってこその真実。
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