コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 生きる(1952/日)

心に残る映画。
TM

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







そのとき心が痛切に求めたのは生きた証だったろう。それが何か分からず、夜の街をあてどなく徘徊し、若いOLにすがろうとまでする主人公の苦悶。しかし絡まった糸が次第にほぐれてゆくように彼の心はひとつの答えに到達したのだ。何が変わったわけではない。金や名を手にした訳ではなくとも彼の唄は朗々と響いたのだろう。

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (2 人)chokobo[*] ニシザワ[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。