時差の関係で（？）電話になかなか出れないとか、離陸しようと滑走する飛行機を軍用車が追うとかが、この映画の緊張感・緊迫感において、要となってしまっている。作劇上、そういう描写こそ有効なのだということでやっているのだろうが、僕なんかが観ると白ける。

　まあ、僕なんかは放っておいてもたくさん映画を見る性質だから、僕をターゲットに映画を作る必要は低いわけだが・・・。