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[コメント] トータル・フィアーズ(2002/米)

戦争の戦術シュミレーション映画は近代の日本にはあわない気がする。それよりもあまりに現実ばなれした脚本は映画だからと納得しなければいけないのか?
ヒコ一キグモ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







アメリカ・ロシア間での核スイッチなど有り得ない事が前提で、スタッフもそれを承知で映画を製作。核は抑止・牽制に使う交渉道具なのに、既に一国の大統領が話し合いの場も持たず攻撃の道具として使ってるのに現実とのギャップを感じさせる。 最後には両国の大統領が握手で核根絶を謳うのを見て、さっきまで核スイッチを押した当人のあまりの偽善ぶりに反吐がでそうになる。

そういえば、あまりに短気で、思慮も浅く、閣僚の判断頼みでオロオロしてるアメリカ大統領は映画の世界では近年見たことがない。 

(評価:★2)

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