[コメント] ブラッド・ダイヤモンド(2006/米)
『ラスト・サムライ』を観た日本人が感じた違和感以上のものを、現地の人は感じるに違いない。
だから基本的にはよく練られた娯楽作品で、荒唐無稽な仕上がりであることは想像に難くない。パンフレットに寄稿していた国際NGOの方の論調からは、そういったことが滲み出てきていたしね。
それでもレオとジャイモンの演技は賞賛に値するし、彼ら役者の努力がなければこの手の作品がリアリティを全く失ってしまうのも事実でしょう。見応えのある“アフリカ物”でしたね。
しかしレオの演技というのは、子役の頃から変わらない繊細さをたたえていて、それが希有のものであるとつくづく思う。
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