[コメント] 春琴抄 お琴と佐助(1935/日)
開巻からじわじわ上がりはじめるテンションは、ラストシーンで絶頂に達する。[フィルムセンター]
オープニングで佐助の奉公する店にやってきた父親が、「旦那様に御挨拶する前からお前と長話していては申し訳ない」と言う。これを聞いて、「ああなるほど、そういうトーンの話なんだな」と納得する。そしてそのトーンは変質することなくラストまで続くのである。ウェルメイドである。
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