[コメント] 浪華悲歌(1936/日)
山田五十鈴にあらん限りの光をあてた作品で、当時の昭和モダンの風俗描写と相乗してとても斬新なオーラを放っている。男たちのだらしなさの表現で言えば、成瀬がすがれた感じを出すのが得意なのに対して、溝口は脂ぎった不潔感として表現される。見事。
(ジェリー)
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