この場合の少年少女達は小学生までです。中学２年生ぐらいならもう充分に汚れ始めてます。まあ、一般社会に出て、例えばどっかの企業に入れば、予想以上にみんな「子供じゃねーんだからよ」みたいな口論や喧嘩があったりって、おぉ、このサイトを見てれば説明するまでもないか。

ま、大人なんて、こんなもんす。なめると痛い目も見るが、たいして違いなんてない。ずるくはなるかな。政治とか見てればわかるでしょ。国際政治なんて小学校の１クラスの中の人間関係と一緒だよ（どの国がどんなタイプのヤツかを考えると結構たのしい）。と、そんな風にオレは思ってるもんで、大人になっても子供心を失わないで純粋なままで〜なんて言われても、いいなーなんては思えないし、昔の純粋な頃のオレに戻りたいなんても思わない。

ではあるが、この映画、実は好きなんす。で、なにが良かったかと言えば、やっぱ、彼女の身の引き方ってんですか。やっぱ、そこですな。以前に見た時（２２歳の頃に見たハズ）は、トム・ハンクスの視点でしかモノを感じなかったし、彼女のキャラクタにピンと来なかったんだけど、今みると、なんか逆。大人社会に馴染んできたジョシュが子供に戻るに至る描写はちょっと弱い。「子供に戻る」という判断を下す思考が大人です（笑）。で、昔はピンとこなかった彼女の立場が逆に判ってきた。やっぱ、追っかけらんないよね。ムリだよね。うーん（涙）。

あと３年もしたらジョシュだって「やる事もやれる歳になるじゃん」とか思うオレはやっぱかなり汚れているのだろうか？