[コメント] まぼろしの市街戦(1967/仏=伊)
皆多かれ少なかれ狂ってると思うけど、自分が狂ってるかどうかに気づいているかいないかって大きいと思う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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精神病院の人たちは、少なくとも、自分達の置かれている位置にとても意識的だ。 自分たちがおかしい人という範疇でくくられている、ということもわかってるし、くくってる人たちのほうがおかしい、というふうにも思っているし、街に出て王様ごっこをふるまう、ということがおかしいのもわかってる。それを全て納得済みで、敢えてする。だから、彼らは、自分たちのやってることは「〜ごっこ」だと口にする。皆狂ってるんだったら、狂ってるなりに楽しもうぜ、的な感じだろうか??ドイツ軍も、イギリス軍の人達も、自分たちがおかしい、ということに気づいていない。というか、気づいていても、それを認めることができないのだろうか。だから、異常なものたちを作ることで、自分たちが狂ってることから目をそらそうとするんだと思う。
■花火のシーンがすばらしい ■コロンバインさんがカワイイ ■印象に残る言葉いくつか。 「目を閉じて開かなければいいの」とか。。
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