[コメント] カルメンという名の女(1983/仏)
波、波、波。ぼかしについての説明や青いテレビと手、ジャムペロペロ男等ワクワクする場面もあるが、はっきり言ってトム・ウェイツの音楽は浮いてた。と思う。
ベートーヴェンの弦楽とトム・ウェイツのブルースが重なりあう瞬間は確かにおもしろいけど、でも、そこに到達するまでの単独のトムはわざとらしくてしっくりこない。
飲んだくれトムとフランスのしめった海は、トムの切ない嗄れ声とゴダールならではの俗物的な会話は、さりげないブルースと凝った映像は、私の中ではちっともマッチしない。
トム・ウェイツもゴダールもともに好きだけど。だからこそイライラ。
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