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[コメント] I am Sam アイ・アム・サム(2001/米)

これは『レナードの朝』ではない。『レインマン』でもない。ましてや『ビッグ』でもなければ『フォレスト・ガンプ』でもなく,『ビューティフル・マインド』などでは決してない。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 子役のルーシー(ダコタ=ファニング)が余りに賢い子供なので裁判の行方にのみ気を揉めるが,彼女がもっと「普通の」子供だったり,或いはサムの精神年齢が7歳でなく12歳だったりすると,かなりの危機が訪れていただろう。裁判もルーシーが12歳,反抗期真っ盛りの時に行われたりして。

 でも,心配要りません。裁判で「サムは本当の父ではない発言」を全否定したルーシーは,これからボーイ=フレンドに父を偽る事は決してないでしょう。彼女のルックスと賢さならば,見合った相手は必ず現れるだろうし。

 ばうむさん,ぼくが観賞中涙した唯一の場面はミシェル=ファイファーがペンの前で自分をさらけ出してしまうところでした。コミカルな演技に彼女の迷いが感じられますが,名演だったと思います。

 何より,ショーン=ペンよ,ありがとう。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)エリ-777[*] peacefullife[*] 鵜 白 舞[*] ぱーこ[*]

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