デジモンの最初のシリーズを締めくくる作品ですが、もともとデジタルというのは一種のきっかけでしかないようです。つまり子供が大切にしている飼い犬とか飼い猫、生きるものへの愛情が良く伝わってくるドラマでした。

　この映画は一仕事終えた少年達が夏休みを過ごしていると、新種のデジモンが現れ、ネットを混乱させるというもので、一度お別れしたデジモン達と最後の戦いを演じます。

　大人はこの現象にほとんど気づいていないというのが面白いところで、子供達を代表して主人公の太一とヤマトが敵に挑み、世界中の子供達がこの二人をネット上で応援するという展開。

　シリーズはこの後も進みますが、この映画が今のところ最も面白かったと思います。

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あらためて見直したんですが、まだまだパソコンが普及する少し前で、大和が田舎でパソコンのある家を探すくだりが面白かったですね。

敵に情報を転送してフリーズさせる、という発想は、『サマーウォーズ』にも生かされていますね。

2009/8/8