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[コメント] 妻として女として(1961/日)

優柔不断な男を軸に対峙する美保(高峰秀子)と綾子(淡島千景)の心中には、それぞれ妻と女というもう一つの対立軸が存在していたという混沌。女の本能的主体を描いた同時代の増村保造と表裏を成していて日本の女の価値転換期を思わせる。
(★3 ぽんしゅう)

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