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妻として女として (1961/)

[Drama]
製作藤本真澄 / 菅英久
監督成瀬巳喜男
脚本井手俊郎 / 松山善三
撮影安本淳
美術中古智
音楽斎藤一郎
出演高峰秀子 / 森雅之 / 淡島千景 / 星由里子 / 大沢健三郎 / 仲代達矢 / 飯田蝶子
あらすじ大学講師の河野(森雅之)には、20年近くも愛人関係にある美保(高峰秀子)という女がいる。美保の存在は河野の妻・綾子(淡島千景)も知っており、美保が切り盛りしている銀座のバーも、名義は綾子のもので、店の売り上げから毎月かなりの額が綾子の手に渡っていた。やがて、世間体を気にして自分との関係をうやむやにし続けようとする河野の姿を見て、美保は彼との関係を清算しようと決める。そして愛人・美保は手切れ金としてバーの権利を妻・綾子に対して要求するのだが…。 (Yasu)[投票]
Comments
全14 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5成瀬巳喜男のアクション繋ぎは視線のアクション繋ぎだ。ラスト近く、森雅之高峰秀子淡島千景の対決シーン。ローキーの中で展開される視線の交錯とカット繋ぎの恐るべき厳格さ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★5森 雅之は戦後の男の曖昧化を最もはっきり描ける男。時代はもっと彼のような役柄の役者を必要としてるはずなのに。 (ジェリー)[投票(1)]
★5飯田蝶子演じる祖母のことを「昔はべっぴんだったのよ」と言う高峰秀子に内心で爆笑。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu)[投票(1)]
★5妾という立場の辛さを痛感させられる。現代でも厳しいのに、食うや食わずの時代では・・・・・あの父親の描き方は良く出来ているが、父権を振りかざすタイプのものも見てみたかった。 [review] (t3b)[投票]
★410年振り位に観たが、相変わらず面白い。ってか、こんなにツボ入りまくりの作品と思わなかった。気付かないなんて、若かったんだなぁ。['05.11.14VIDEO] [review] (直人)[投票(4)]
★4三人が三人とも、こんな関係を続けることが良い事だとは決して思ってはいない。それにも関わらず、ぬるま湯につかったまま十数年も過ごしてしまうモラトリアム。普遍的な人間の弱さを感じさせられる。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★4この頃は丁度、増加する家出が社会問題となっていたようですね。こんな家庭が沢山あったのだろうか。それにしても、ことあるごとに先に回って「俺が全部悪いんだよ…。」と言ってしまえる森雅之パパの卑劣さには頭が下がります。 (町田)[投票(3)]
★4素直に見ればやはり高峰秀子淡島千景の映画ということになるだろうが、高峰と飯田蝶子の絡みも実に面白いし、十朱久雄などもいい味を出している。唄の使い方も興味深い。高峰・飯田のそれはもちろん、序盤の大沢健三郎の唄が終盤で反復されること。その痛ましさ。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4風俗映画の体裁でギリシャ悲劇を観せられたような遣る瀬無さが残る。キメの場面で派手に陰影が強調されるが、主題に沿っているからこそ巧みと思わされる。あと、冒頭の飯田蝶子と凸ちゃんの謡がとてもよい。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4なかなか楽しく見させてもらいました。だんだん3人の関係が歳月のあるものであり、しかもかなり捻じり切れない深い秘密のあることも分かってくるその脚本と演出の手際さは格別だ。 [review] (セント)[投票]
★3大沢健三郎が賢そうに見えない。(05・10・18) [review] (山本美容室)[投票(2)]
★3優柔不断な男を軸に対峙する美保(高峰秀子)と綾子(淡島千景)の心中には、それぞれ妻と女というもう一つの対立軸が存在していたという混沌。女の本能的主体を描いた同時代の増村保造と表裏を成していて日本の女の価値転換期を思わせる。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3お子さん、普通グレますよ (TOMIMORI)[投票(1)]
★3「このままでいいじゃないかなんの不満がある」と始終云いつづける森雅之がおかしい。団塊世代の視点で父親を失権させるなんて、成瀬も若いねえ。 (オノエル)[投票(1)]
Ratings
5点7人*******
4点11人***********
3点11人***********
2点0人
1点0人
29人平均 ★3.9(* = 1)

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