[コメント] ウィリーが凱旋するとき(1950/米)
前半は付け焼刃な"栄誉"の推薦。後半は酒による"マッチョ"な気付けという、上位者による形式主義の押し付けの反復。さらに人が倒れるときは躊躇なく、モノの破壊は徹底的に。そんな潔さが呆れを笑いに昇華する。どれも「執拗」という単純かつ高度な映画芸のなせる技。
とは言え、一番笑ったのはウィリー(ダン・デイリー)が本当にアメリカ兵なのか尋問するさいの「ディック・トレーシー」「ローン・レンジャー」「ニューヨーク・ヤンキーズ」というワード選択の妙。
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