[コメント] 終電車(1981/仏)
それぞれの“秘めた思い”は占領下の不自由のもとひたすら「芝居」を成立させるという行為に仮託され、決してステレオタイプな“男女の愛”の行き違いという情緒としてたれ流されることなく、ついには“愛郷心”の連帯へと成就する。なんとフランスらしい抵抗賛歌。
寒山さんの解釈にはぜんぜん気づきませんでした。私は単純に時系列的に観てしまいましたが、確かに終焉へ向かってたたみ掛けるように加速する状況整理の「饒舌さ」はそう見えますね。
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