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終電車 (1981/)

Le Dernier Metro

[Drama]
監督フランソワ・トリュフォー
脚本フランソワ・トリュフォー / シュザンヌ・シフマン / ジャン・クロード・グリュンベルグ
撮影ネストール・アルメンドロス
出演カトリーヌ・ドヌーヴ / ジェラール・ドパルデュー / ジャン・ポワレ
あらすじドイツ占領下のパリ。モンマルトル劇場の支配人兼演出家のシュタイナー(ハインツ・ベネント)はユダヤ人であるため南米に逃亡し、妻で女優のマリオン(カトリーヌ・ドヌーブ)が経営を代行する。そして、シュタイナー翻訳の戯曲「消えた女」が準備されつつあった。主演はマリオンで相手役には新人のベルナール(ジェラ−ル・ドパルデュー)が抜擢される。独軍御用批評家のダクシア(ジャン・ルイ・リシャール)の推薦もあり上演許可がおりた。そんな或る夜、マリオンが人知れず劇場の地下室に下りていくと、そこにはシュタイナーが居た。逃亡に失敗して潜んでいるのであった。そして、「消えた女」は初日を迎える…。81年セザール賞の作品賞他主要10部門を受賞。 (けにろん)[投票]
Comments
全28 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5すっかり騙された快感に浸れる傑作 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4ヌーヴェルバーグの旋風を巻き起こし、硬直した仏映画からの逸脱を試みた人が晩年ではこのような仏映画の伝統を見事に継承した作品を撮ってしまう。その事の是非はともかくとして、こゝでのトリュフォーは全くもって完璧と云って良い程だ。黄金期の大監督の映画のような安定感。とにかくこれは素晴らしいスペクタクル。 (ゑぎ)[投票(4)]
★4例えば生足に線を描いて当時流行りのパンストに見せかけたりする場面がある本作は、古典を装いながらもやはり遊びに満ちた映画で、そこが魅力。そんな監督の思いが通底していたからこそ役者も力が抜け、輝いた。思えば、ほとんどが室内。なるほど!とニヤリ。 [review] (ナム太郎)[投票(2)]
★4メロドラマ嫌いな私が何故かトリュフォー作品が大好きという矛盾。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★4それぞれの“秘めた思い”は占領下の不自由のもとひたすら「芝居」を成立させるという行為に仮託され、決してステレオタイプな“男女の愛”の行き違いという情緒としてたれ流されることなく、ついには“愛郷心”の連帯へと成就する。なんとフランスらしい抵抗賛歌。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4作風こそ変わっていないが、若い頃のトリュフォーのパンクさとはかけ離れた大人っぽい映画。それはつまり言葉に頼らず、人をチラ見する「視線」、階段の昇降やドアの開け閉めといった「運動」によって感情を表現しようとする演出の事。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4大人のハチクロ。大人の恋はムツカシイ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★4超多忙な頃、ナイトショーで半分寝ながら観たというのに、なぜか少し感激してしまいました。 [review] (YO--CHAN)[投票]
★4うまくまとめようとしたな?はあ、いやらしい。ドヌーブがそれでもいやらしいのは、それはもちろん彼女のちからでしょう。 (動物園のクマ)[投票]
★3カトリーヌ・ドヌーブの心の揺らぎを描いてましたっけ?ソレが突然に思えた私は居眠りでもしていたんだろうか?摩訶不思議です。と言っても見直す気にはとてもなれない「名作の皮を被った普通の長い映画」でした。 (sawa:38)[投票(4)]
★3映像の切り回しがトリュフォーらしくなく、普通の映像でした。でもいつもの自由さに欠けたな。減点1。ドパルデューはこの時まだ目が輝いている。ここ10年腐った顔してる。 (セント)[投票(2)]
★3女心を切々と歌う主題歌「Mon amant de Saint-Jean(サンジャンの私の恋人)[`42 Leon Agel /Emile Carrara]」は有名なシャンソンだが、映画を観て、昔自称ジゴロに聞いた言葉を思い出した。 [review] (KEI)[投票(1)]
★3抽象的な舞台装置と乱雑な舞台裏を往来しても、視覚的な亀裂が生じない。語り手の集中力のなさが、人を動かしてカットをつなぎとめるという技術的な勝利に貢献している。だが、これらは互いに侵食を企てる。侵食するから、愛の形が不明瞭だ。 [review] (disjunctive)[投票(1)]
★3カトリーヌ・ドヌーヴは溜息の出る美しさで様々な表情を見せてくれるし、作品の雰囲気も良いが所々眠くなる。終盤が面白い。['07.6.4DVD] (直人)[投票(1)]
★3地下で生活するハインツ・ベネントの生き様の鋭さと、地上で生活する劇団員たちの生き様のヌルさと、両者を往来するカトリーヌ・ドヌーブの妖しさと。地上に、ハインツ・ベネントの存在感に張り合う人物がいないのがもの足りない。 (きいす)[投票(1)]
★3普通に良かった。 [review] (ころ阿弥)[投票]
★3特にどこといって悪い点もないのだけど、トリュフォーの真骨頂とはこういう職人的な作品ではないと思う。何となく。[Video] (Yasu)[投票]
★3思ったより普通だった。 (White Gallery)[投票]
★2フランスの人の心の琴線に触れる何かがあるのだろうなあ…と思いつつ、さっぱりワカらない。でも、むきになって「相撲は知的なスポーツだ!」と言う気もしない。 (カレルレン)[投票(1)]
★2さまざまな表情を見せてくれるカトリーヌ・ドヌーヴはいいが、時代背景の割に描き方が中途半端に思える。 (kenichi)[投票]
★2いつもの「女心」を描いて見せるトリュフォーの真骨頂は跡形も無く、その残骸らしきクズで埋め尽くされた映画。多分、さてはトリュフォーの野郎、 [review] (ボイス母)[投票]
★2トリュフォーさん、すみません。ところどころ寝てしまいました。 (AKINDO)[投票]
Ratings
5点2人**
4点20人********************
3点25人*************************
2点10人**********
1点0人
57人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
第二次大戦と映画 ヨーロッパ編 (町田)[投票(25)]撮影監督ネストール・アルメンドロス (ルッコラ)[投票(16)]
タイム誌が選んだ年間ベスト10(80−90年代) (AKINDO)[投票(7)]
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