[コメント] 極北のナヌーク(1922/米)
純粋ファミリー・アドベンチャー映画。一家は食べるため、すなわち生きるために極寒の地を移動する。狩猟の達人ナヌークは、妻2人、子供3人のためにひたすら“仕事”にはげむ。彼の“命”は一家に連なる子孫の命なのだ。ナヌークの笑顔のなんと誇らしげなこと。
ロバート・フラハティがこの一家を通して描きたかったのは「働く」「食う」「生きる」という“生命”のサイクルの尊厳。
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