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[コメント] トランスフォーマー(2007/米)

感情のあるロボットであるはずなのに、彼らの中に命を感じる事が出来なかったのが非常に残念。微妙に面白かっただけにもったいない。
づん

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







基本、車やロボットなんて全く興味ないし、マイケル・ベイも好きじゃないんだけど、面白くない事はなかった。CGは滑らかで何の違和感もなく観ていられたし、車がロボットに変身するところなんかは胸が躍るという程ではないにしろ、やっぱり観ててちょっと楽しかった。子供ならきっと大喜びして見るんだろうなーという感じは大いにしました。

また、無駄に人間ドラマをひっつけて来なかったところも見やすかった要因の一つかと思います。変に感動させようとか泣かせようとかいう強引な感情コントロールがなかったし、主人公の恋愛話もとてもナチュラルで嫌味がなかった。

それは主人公と黄色い車(名前忘れた)との不思議な友情関係にも言える事で、観ている間、一度も「けっ!」と思わなかったんです。とにかくマイケル・ベイにしては厭らしさがなくて良かった。

それから個人的にはジョン・タトゥーロの使い方も好きでした。真剣になればなる程、滑稽さを増していくという、彼の得意分野(と私は思っている)を上手に活かしていたなーと。子供をターゲットにしている為か、シリアス路線ではなく少しコメディ要素を含めた内容だったし、その要素と彼が見事にマッチングしていると思いました。

なんだけど、最大の見せ場であるラストのバトルシーンで気持ちが少し萎えてしまいました。変な悪ロボットから人間を守ろうとしてくれているカラフルロボットたち。その気持ちは嬉しいんだけどさ。あんな大都市で大暴れされちゃったら人間は大損害なんですけども。迫力を持たせる為の設定だったのかも知れないけど、カラフルロボットのみなさん、己の信念を曲げるような事はしちゃイカンよ。本末転倒になってしまってもったいない。そういうところの描写が疎かになっているせいで、感情のあるロボットであるはずなのに、彼らの中に命を感じる事が出来なかったんですよね。そこが非常に残念でした。

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07.07.31 記

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)おーい粗茶[*] けにろん[*]

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