[コメント] ぼくのバラ色の人生(1997/英=仏=ベルギー)
「こんなキレイな映画見てるのに、自分はすごく醜い顔で泣いてるなあ」と自覚しつつも、涙が止まりませんでした。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
(蛇足ですが、以下のレビューは、ほかの某サイトで書いたもののリサイクルです)
人間誰しも、性別というものを意識しなくてもいいはずの
「子供」という時代を持っています。
……のはずなのに、現実にはその時代から余計な知恵をつけられて、
異端は悪という短絡的な考え方になってしまうのが常です。
その辺のデリケートな問題を、本当に丁寧に扱っていて、
とっても好ましい映画だと思いました。
お姉ちゃんのまねをして、
「お腹が痛いから、生理になったんだ」と
はしゃぐリュドヴィックを見ていたら、
同じようなことを言って女子をからかっていた男子が
クラスに1人はいたことを思い出しました。
そのクラスの男子の笑えないジョークの場合、
張り倒してやりたくもなりましたが、
リュドヴィックのように大まじめにやられると、
もう泣くしかありません。
「姿が見えないリュドヴィックを必死で探す母親」のシークエンスでは
なぜか泣き笑いに変わりましたが。
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