[コメント] マルホランド・ドライブ(2001/米=仏)
ストーリーがあるのかないのか、なにかのメタファーなのかそうでないのか、意味があるのかないのか、そもそも今観たものが映画なのかそうでないのか。
くえねぇオッサンだね、つくづく。きっと褒めたり頭ひねったりしてる連中観てうひひって笑ってるぜ。 ナオミ・ワッツ。芸達者だね。ベティとダイアンの演技の違いはまるで別人のよう。それともハリウッド女優たるものそれぐらいできて当然?
まるで悪夢、というより眠りに落ちる寸前のあの奇妙な刹那のような味わいの映画ですな。本当に形容しがたい。オッサンは、作るひとつひとつのシーンに、ごくごく具象的な表現を用いるクセに、ヒッチコック的技法とはまた遠くかけ離れた場所でなにか叫んでる、.....かのように見える(←文章ヘン)。観ていて感じた恐怖や性衝動、これすなわち生物的本能にも訴えかけてくる小脳的映画とも言えるかもね。
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