これは私の青春映画である。そして青春映画とはB級でなくては ならない。間違っても子難しい事や哲学的な事なんて必要ないのである。 そんな難しー映画なんて三十路を前に「結婚どーすっかな」って自分を 振り返る時に見ればいいのだし、逆に言えばこのB級映画に感動して アホのように繰り返し見れたのも私が若かったからである。

そう私はこの映画でクリス（さむい）に出会い、惚れてしまったのだ。

当時二十歳の頃の彼は今よりお腹も出て無くて、ひじょーに格好良かった。 私個人の意見としては、この映画が彼の最高傑作だと思っている。 出来れば彼のこの持ち味を生かして、三十路前の女が見れるにも 耐えうる映画に出て欲しかった。しかしヤツにはイイもん持って ても、それを生かす能力が無かった。 つまり脚本を見る目と自分をプレゼンする力。 「マンハッタン花物語」だあ〜？？？クリス・・いくら三十路前の 女でも、もう花に囲まれ夢見る頃は過ぎたのよ。 ああーお願い。もーちょっと、アナタのそのワルを生かしたキレた役を やってちょーだい。腹が出てても、頭が薄くなってきても、クリス（やっぱさむい） なら必ず出来ると思うの。 もう一度この映画を思い出して！この映画のアナタは最高に輝いてたわ！！

愛しのクリスへ

かしこ