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[コメント] 光る眼(1995/米)

緊張感でも恐怖感でもない。ただただ不安感が全篇を覆う様は本ジャンルでは『シャイニング』以来と私的には位置づけています。・・って★5は私だけ・・ですか・・・
sawa:38

愛すべき自分の子供(しかも皆何て可愛い子役たちなのだろう)と憎むべき敵が、あの小さな身体に同居している。

これはSFなのだろうが、現実の各家庭の子供達だって同じようなものだ。思わず頬擦りしてやりたくなるような時もある反面、思わず踏み殺してやりたくなる(?)時だってある。

あの子たちの年齢ですらそうなのだ。私の子供が思春期にでもなったらどうなるんだろう?きっと子供の視線を気にしつつ、子供に気を使った時間をするんだろうなと想像してしまう。

このSFとしての作品の本来の見方とはちょっと違うのかもしれないが、

単なる愛すべき存在の赤ん坊

→徐々に個性を発揮し、子供との接し方を模索していく幼児期

→親の支配下からはずれ、家族が崩壊していく青年期。

何だかこんな現実の家庭によくありがちなテーマ性を感じながら鑑賞してしまいました。

うーん、しかし何でシネスケではこんなに評価が低いのだろう・・・

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)3819695[*] 甘崎庵[*]

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