[コメント] マダガスカル(2005/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
うるうるした瞳のモート君が一番のお気に入りだったようです。
また、映画史上最も可愛いテロリストとして登場したペンギンたち。
どうやら、ハイテンションで喋りまくる主役たちには全く興味が持てなかったようで、脇役たちが気になったらしい。主役に魅力が無く、脇にばかり目がいってしまうような映画っていうと何だか底が見えてしまうような気もするが・・・(爆睡しちまった私には言う資格はありませんが)
まっ、どちらにしても脇役を主役にしたスピンアウト企画を検討して欲しいようでした。
記・05/08/28 夏休み最後の日曜日。
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追記:DVD発売でやっと全部再鑑賞する事が出来ました。
「自然回帰と管理体制下」との対比。「挑戦と安住」。さらには「本能と友情」との葛藤といった感動超大作風なテーマにどきどきしそうになった。
これって子供向けの皮を被った大人向けの(ありがちな)警鐘作品なのかとも思った。
だが・・・それらしき予兆はあるのだけれど・・・そんなモヤモヤ感を感じているうちにエンドマークが出てしまった。
しかもだっ!彼らが選択した生き方とは、なんと「管理体制下へ戻る」という(ありがちな)作品では絶対にあり得ない選択だった。
「家に帰る」という本能的な意味合いもあるのだろうが、あれはやっぱり、「管理体制下へ戻る」たかったというのが正解だろう。
いやぁ、アメリカン・ニューシネマ観て育った私なんかからすると、彼らが下した選択は予想もつかないものでした。
いやぁ、いろいろな過去の名作のパロディが散りばめられた作品だっただけに、このエンディングも何かのパロディなのでしょうか?
そうそう、『猿の惑星』から逃げ出したコーネリアスたちが到達した先は過去の地球でしたよね、本作で彼らが到達するのはいったいどんな世界なのでしょう?
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