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[コメント] 獄門島(1977/日)

原作の雰囲気も見事に再現され、石坂浩二の金田一も風格が備わり、シリーズも円熟の境地に達した感がある。映像と原作の雰囲気が、これほど違和感なく受け入れられるシリーズ作品は、稀有だと思うし、抜群の安定感には目を見張るものがある。 しかし、だ。見終わっての感想は、「憤り」。
ことは

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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これは決定的ともいえる致命的な「落とし穴」に落とされた気分だ。 正直、原作の破天荒な結末には、そんなのあり?と唖然とした。 しかし、映画では、その「唖然」とした結末が、変わってしまったのには、さらに「唖然」とした。おいおい、何でそうなるんだ?と思わず突っ込みを入れつつ、それは「憤り」の気持ちへと変化していった記憶がある。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ダリア[*]

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