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[コメント] 北北西に進路を取れ(1959/米)

スパイに間違われて大迷惑のケイリー・グラントが生き延びるためとはいえ本当にスパイのように行動できちゃう。人は、そう扱われるとそうなっていくのね、なんて。
なつめ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







逃げている途中の列車の中で26歳の独身美女に遭遇。普通の人は殺人犯が目の前にいたら絶対に近づかない。そんな彼に近づくというのは明らかに怪しい。怪しいけれど彼女に逡巡が見えると、どう解決していくのか俄然気になった。

最後、敵側が飛行機で逃げる前に実弾の入ったピストルを持っていればすぐに解決したでしょう。彼女が怪しいとバレたあとの行動なのだから、なにかあったときの用心も兼ねてそうするのではないかと思います。でも、持ってなくて攻撃できず逃げられて結局モニュメントのところで自滅したり反対に自分が撃たれてオシマイです。ツメが甘かったですね。

好きなシーンは、国連でナイフ殺人が起きてケイリー・グラントが疑われて逃げ去るときの国連本部とおぼしき建物とその周辺の俯瞰のシーン。あまりに美しい構図でケイリー・グラントの走る姿よりそちらに目を奪われた。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ゑぎ 3819695[*]

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