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[コメント] ミッション:8ミニッツ(2011/米)

「映画通ほど騙される」とかいうコピーのおかげで、いわゆる「叙述トリック」系のミステリかと思ったら量子論的SFだった。序盤のワクワク感も終盤の流れるようなきれいな収束も申し分なし。ただ・・・
イリューダ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







わたしは量子論や多世界解釈については、それこそ講談社ブルーバックスやグレッグ・イーガンの小説で触れた程度の門外漢なので、分かっている人に詳しいSF解釈が聞きたいのだが、あれは結局2度目のテロはもちろん、最初の列車爆破も起こらなかった世界(つまり主人公がヒロインと結ばれた世界)に収束したと考えていいのだろうか。 単にパラレルワールドとして新しい世界が枝分かれしただけだとすると、主人公を救うために地位も仕事も失い、おそらく刑事訴追を受けるであろう(元の世界の)グッドウィン大尉が気の毒すぎるので。

大変面白い映画だったのだが、実はまだ完全にストーリーを理解していない(オブジェの記憶とか。ああいう大オチをすっきり理解できないのはとてもくやしい)ためこの点数で保留。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)おーい粗茶[*]

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