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[コメント] レッド・プラネット(2000/豪=米)

予告・宣伝でばらしちゃってるネタで引っ張りすぎ。展開も読めるから緊張感もない。
カルヤ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この映画は「あれ?火星で息できるぞ?!」というところから始まる映画だと宣伝されていた。実際そこから始まる映画だから、こういう売り文句になるのは映画作ってる側もわかってたはず。それなのに、それに気付くまでがやたら長い。火星に降り立った5人のうち2人も死ぬのはその後で良かったのに。

そしていよいよ呼吸できることに気付く場面、これも引っ張りすぎ。見てる方は、「早く宇宙服脱げ!どうせ予告で言ってただろ!」とイライラ。

そしてエイミー。使い方によっては戦闘用にもなる、といわれた時点で、見てる方は「あー、じゃあ後でおかしくなってみんなを襲うのねー」。ついでに終盤の「動力がない」発言も、「何言ってんのー、エイミーがいるじゃなーい」。…読めるよっ!

愛し合う2人が生き残ったからいいのさ的なラストもな〜。

よかったのは、キャリー=アン・モスが一人で頑張る宇宙船の場面だけ。でもトリニティーだもんな、これぐらいやるよな、と思ってしまうので彼女は損してる。

きっとこの裏には火星人の存在が…、エイミーは火星人に操られているに違いない…という淡い期待も裏切られた。火星にいたのはしょぼい昆虫だけ(いやすごい能力持ってんだけど)。せめてエイミーにもっと活躍の場を与えるべきだった。

最後に一言。

ヴァル・キルマー様、そろそろ作品見る目を養って下さい。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)ゼロゼロUFO[*] torinoshield[*] プロデューサーX[*] プロキオン14[*]

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