[コメント] ローズマリーの赤ちゃん(1968/米)
その美しく力強い母性に、見ていてざわざわしてくる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
始めは、ちょっと気が小さいが可憐とも言える美しさを持ったミア・ファーロー
そして、他の者など一切信じられない、自分が我が子を守らなければと言う 緊張感が高まるに連れて、見ているこちらも、ミア・ファーローの妄想なのか、 それとも悪夢な現実なのか、判断がつかなくなる程、緊張する。
ラスト、ミア・ファーローが赤ちゃんの姿を見て手で口を抑えた時、見てるこちらの息も止まる。
そして、その姿を受け入れ自らの手で育てる事を決め、優しい眼差しで我が子を見つめる姿にざわざわとした感覚が伝わってくる。
ここでは序盤に見せていた可憐で気の小さかった女性の姿は無い。
そこには、彼岸の者であるかの様な美しさと 混乱などモノともしない力強さを備えた母性を持つ女性の姿が見える。
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