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[コメント] エリザベスタウン(2005/米)

ヤツが仕事で大ポカやる(この設定は疑問だし余計)のも、道に迷うのも、おせっかいアテンダントのキルスティン・ダンストが<キュート>と錯覚してしまうのも、、、
chilidog

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







すべて押し付けがましい音量未調整のウルサイBGMのせいであろう。静かなスコアにポイントを押さえた挿入歌程度だったら、どんなにか心に訴えるものになったか。やはり押し付けがましいキャラクターたち(田舎のおっさん連中やら)の愛嬌を見せられ続けるだけに、監督の自己陶酔型コダワリがマイナスに働いている。

そんな騒音のような音楽の趣味を押し付けられる中、覚えたて(にしては上達し過ぎ)のスタンダップ・コメディでウケ、緩やかに流れる「ムーン・リバー」に拙いタップを見せるシーンだけには、グッときました。日本の喪主でやったら、ドンビキなんだろうけどなあ。

劇中出てくる仕込まれたネタの数といい、キルスティン・ダンスト編集の<CDつき地図>(「デル・プ▼ド」かい)といい、お前ら手際よすぎ!1日30時間くらいありそうな生活してるはず!繰り出されるギャグも1つ1つは面白いんだが、こう大盤振る舞いされてはなあ。余韻がブツ切りなんだよね…。

(評価:★2)

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