これはリメイクなんですね、知りませんでした。女性陣はみな素敵でした。とくにブランシェットは流石の存在感でしたね。

ブラッドリー・クーパー演じる主人公、彼は生まれ持っての悪人なんですね。よくこんな悪役を引き受けたもんだと、そこは感心します。トニ・コレットの「タロット占い」、もうそこに行く末が明示されてしまったので、破滅が待っているのは明白だ。あの「吊られた男」を逆向きに変えたのですが、「正位置→逆位置」だったのか、「逆位置→正位置」だったのかよく判りませんでした。

「吊られた男（正位置）」は「忍耐が必要、自分の意志で犠牲になる」とかの意味だそうで、「（逆位置）」の場合は「徒労に終わる、安易な行動がより不幸を招く」だそうです（もっと細かい意味もあるそうなのですが）。逆位置を正位置に変えてたのでしょうか？

最後の獣人（ギーグ）は、なんとなくそうなりそうな感じはしました。

もう少し短く、2時間にまとめられると思います。